○垂井町合併経過資料
昭和29年9月4日
垂井町合併経過資料
不破郡垂井町、宮代村、表佐村、府中村、岩手村を廃し、その全部の区域と荒崎村大字綾戸の区域をもって垂井町を設置
昭和29年9月4日
岐阜県告示第430号
施行年月日
昭和29年9月10日
岐阜県告示第430号
昭和29年9月10日から不破郡垂井町、宮代村、表佐村、府中村及び岩手村を廃し、その区域全部と荒崎村大字綾戸の区域をもって新たに垂井町を置く。
昭和29年9月4日
岐阜県知事 武藤嘉門
◎理由
(1) 垂井町
昭和28年9月1日町村合併促進法が公布されて以来、各町村とも合併についての研究を重ね、中でも垂井町は、位置及び経済その他の面において、周囲5ケ村の中心となる規模を有し、既に教育面においては、組合立不破中学校を設置している。
これらの校下各町村と更に岩手村を加えた1町5カ村は、必然的に密接不離の関係にあるため、この地域の合併を行い住民の福祉を恒久に強固する。
(1) 宮代村
不破郡の中部である垂井町5カ村は、距離においても近接し、地勢的要素として山岳、河川が連なり開発発展の将来性もあり、住民の生活状況から見ても人情、風俗、習慣等においても同一であり、行政的にまた産業経済の面においても深いつながりを有する。
(1) 表佐村
不破郡表佐村外1町4カ村の地域は、永い間相川を中心とした経済発展につとめ、文教の振興するところとなった。
近年益々治山治水の焦眉の急なるを告ぐるに従い、相川の改修を基礎とした総合開発計画の遂行を住民が熱願している。
(1) 府中村
不破郡府中村外1町4カ村は、不破郡の中部に位し、いずれも相接しており、地理的にも、文教的にも、経済的にも、かつまた民情等すべての点においても、相共通し、深いつながりを有し、不離の関係を結んできた。
(1) 岩手村
不破郡岩手村は、垂井町外4カ村とは地理的条件からみても、産業経済文化交通等の点においても全く相共通する点が多い。
(1) 荒崎村大字綾戸
不破郡荒崎村は、長松、綾戸、十六、島の4大字からなる純農村であって、わずかに一部の商工業があるのみで、このうち綾戸区は、垂井町に接続し、日紡垂井工場の一部が建設されている。またその住民は、日常生活も垂井町との関係が非常に深く、生活必需品等は、ほとんどここから求められる。
その他地理的にも産業上あるいは、経済的また民情等の点においても綾戸区は深いつながりがある。
◎合併時の町村の人口
垂井町 6,727人
宮代村 2,881人
表佐村 2,617人
府中村 3,621人
岩手村 2,943人
荒崎村大字綾戸 767人
計 19,556人
◎合併の経過
旧垂井町は、合併町村の中心部であり、町村は互いに隣接して、民情、風俗、産業経済面に共通性を持ち、密接不可分の関係にあった。
特に6、3制の施行に伴った不破中学校の建設は、教育行政の共同処理方法として、一部事務組合によって設立されていた。
このような状勢のもとにおいて、昭和28年9月1日町村合併促進法が施行され、各町村は、独自の立場において説明会あるいは、部落懇談会等を開いて、合併に対する機運を造成した。
こうして、昭和29年初春合併の機運高まるに及び各町村とも合併促進委員会を結成して、基本的条項について協議をなし、同年8月13日不破中学校において関係町村合同議会を開催、合同議決を行う。
合原村の合併
岐阜県不破郡合原村を廃し、垂井町に編入
昭和29年11月29日
岐阜県告示575号
施行年月日
昭和29年12月1日
岐阜県告示第575号
昭和29年12月1日から不破郡合原村を廃し、その区域全部を同郡垂井町の区域に編入する。
昭和29年11月29日
岐阜県知事 武藤嘉門
◎理由
町村合併促進法施行以来、不破郡中部地区は、一致合併すべく数次にわたり具体的事項について協議を重ねてきたのであるが、中途に至って合原村は種々の事情によって同時に合併することを得なかったのであるが、合原村はもとより同郡であり、古くから緊密な関係にあり、当然垂井町と合併すべきであり、室原部落は袂を分って養老町と合併したので、残る栗原部落、境野部落を以って構成される合原村の住民は、速やかに垂井町自治体に編入合併することを切望している。
◎合併の経過
昭和29年6月10日以降10数回にわたり、合原村も含めた不破郡中部地区町村合併促進協議会を開き、具体的事項について協議を重ねてきたが、7月中旬に至り、急に合原村内における意思が変り、当分の間この地区の合併を見合せ、時日得て合併することを期待してこれを一時的に除外することに決め、改めて合併の気運の至ったときは双手を挙げて賛成迎合することを確約。
10月13日議会において、合原村長及び同議会議長が合併について垂井町へ口頭申し入れし、11月1日に文書で合原村から合併について申し入れ、町長と協議、11月2日町議会合併委員会を開き、建設計画等について協議した。
11月11日合原村議会を開催、垂井町への編入合併について議決、同月12日垂井町議会を開催、合原村編入合併の議決を行う。
大字名改称
議第45号
不破郡合原村を廃し、その区域全部を垂井町に編入するに伴い地方自治法第260条第1項の規定に基づき、字名を次のように変更する。
大字栗原を栗原に改める。
昭和29年11月29日提出同日議決
垂井町長 多賀多門