○大気汚染防止法の規定による硫黄酸化物の燃料使用基準
昭和五十二年十月二十八日告示第七百七十五号
大気汚染防止法(昭和四十三年法律第九十七号。以下「法」という。)第十五条の二第三項の規定により、硫黄酸化物に係る燃料使用基準を次のとおり定める。
一 適用する地域
昭和五十一年九月一日における福山市(同日における芦田町、加茂町及び駅家町を除く。)の地域
二 適用する工場又は事業場
一の工場又は事業場に設置されているすべての硫黄酸化物に係るばい煙発生施設(以下「ばい煙発生施設」という。)を定格能力で運転する場合において、使用される原料及び燃料の量を、四に定めるところにより重油の量に換算したものの合計量が、一時間当たり一、〇〇〇リットル未満である工場又は事業場
三 燃料使用基準
次の表の上欄に掲げる区分に応じ、同表の中欄に掲げる燃料について、同表の下欄に掲げる許容限度のとおりとする。

区分

燃料の種類

燃料の硫黄含有率の許容限度

昭和五十二年十月二十九日前に設置されたばい煙発生施設(同日前に設置の工事に着手されたものを含む。)

重油その他の石油系の燃料

一・〇パーセント

昭和五十二年十月二十九日以後に設置されたばい煙発生施設(同日前に設置の工事に着手されたものを除く。)


〇・七パーセント

備考

排煙脱硫装置が設置されているばい煙発生施設で使用される燃料の硫黄含有率の許容限度は、当該排煙脱硫装置の補修効率に応じたものとする。

四 原料及び燃料の量の重油への換算方法
次の表の上欄に掲げる原料及び燃料の種類ごとに、それぞれ同表の中欄に掲げる原料及び燃料の量を、同表の下欄に掲げる重油の量に換算する。

原料及び燃料の種類

原料及び燃料の量

重油の量(単位 リツトル)

鉄の精錬の用に供する焼結炉において用いられる原料

一キログラム

〇・一〇

ナフサ

一リツトル

〇・九〇

灯油



コークス炉ガス

一キログラム

一・〇

高炉ガス


〇・〇五

転炉ガス


〇・一五

液化石油ガス


一・二

その他の原料

一キログラム

当該原料の処理に伴い平均的に発生する硫黄酸化物の量に相当する量の硫黄酸化物を燃焼に伴い発生する重油(硫黄含有率一・〇パーセント、比重〇・九とする。)の量

その他の燃料

一リツトル(固体燃料又は気体燃料にあつては、一キログラム)

当該燃料の発熱量に相当する発熱量を有する重油(発熱量は、九、九〇〇キロカロリーとする。)の量

五 施行期日
1 昭和五十二年十月二十九日から施行する。ただし、同日前に設置された工場又は事業場(同日前に法第六条第一項の規定による届出がされたばい煙発生施設が設置されたものを含む。)については、昭和五十三年四月二十九日から施行する。
2 1のただし書の規定にかかわらず、昭和五十二年十月二十九日前にばい煙発生施設が設置された工場又は事業場(同日前に法第六条第一項の規定による届出がされたばい煙発生施設が設置されたものを含む。)であつて、同日以後に法第六条第一項又は第八条第一項の規定による届出がされたばい煙発生施設(法第六条第一項又は第八条第一項の規定に相当する電気事業法又はガス事業法の規定による認可の申請又は届出がされた電気工作物又はガス工作物であるものを含む。)が設置されたもののうち、同日から昭和五十三年四月二十八日までの間に当該届出に係るばい煙発生施設の設置又は構造等の変更がされた工場又は事業場については、当該届出に係るばい煙発生施設の設置又は構造等の変更がされた日の翌日から施行する。
3 1の規定にかかわらず、大気汚染防止法施行令(昭和四十三年政令第三百二十九号。以下「令」という。)別表第一の二十九の項に掲げるガスタービン又は三十の項に掲げるディーゼル機関(以下「ガスタービン等」という。)であつて、昭和六十三年一月三十一日以前に設置の工事に着手されたものについては平成三年一月三十一日まで、昭和六十三年二月一日以後に設置の工事に着手されるものについては平成元年一月三十一日まで、三に定める燃料使用基準は、適用しない。
4 3の規定にかかわらず、ガスタービン等、令別表第一の三十一の項に掲げるガス機関又は三十二の項に掲げるガソリン機関であつて専ら非常時において用いられるものについては、当分の間、三に定める燃料使用基準は、適用しない。
(昭和六三年二月一日告示第九一号)
(平成三年二月一日告示第一二六号)
改正文(平成一五年二月三日告示第一六二号抄)
平成十五年二月三日から施行する。